安全基準等の翻訳サービス

原子力発電にかかわらず、エネルギーにかかわるドキュメントではさまざまな安全基準が設けられています。
それは日本国内にとどまらず、海外の国際機関や各国独自の安全基準が設定されています。

環境エネルギー分野の企業や組織において「安全であること」は最も重要な目標です。原子力や化学物質、ガス、廃棄物などを適切に運用、管理、廃棄しサステナブルであるためには、それらに対しての厳格なルール、取り組みが必要不可欠です。

安全基準とは何か

海外の安全基準を参考にしようと思っても日本国内では適用できなかったり、またその逆もあります。
日本版として内容をしっかりと把握して自国の安全基準を構築していくことこそが重要です。

たとえば原子力発電所を稼働させるためには、計画・設計段階から非常に多岐にわたる評価や認可、検査、規定の作成などが必要になります。

これらすべてを、国(経産省、原子力安全委員会等)が何重にもわたるチェックをし、その許認可を受けなければ原子力発電所を稼働させることはできません。

さらに稼働後にも定期的に検査を受け、かつ報告をしなければなりません。

もちろんその他の機関においても、「安全」への厳格な配慮はなくてはならず、また同時に環境にも優しい組織として存在しなければならないのです。

これらは相対する要素ではなく、安全であるからこそ地球に、環境に優しいはずで、その視点を欠くことはできません。

国際機関で作成されるドキュメントの翻訳

翻訳という観点から考えると、国際機関におけるドキュメントについても様々な種類があります。
国際機関の一例としては、以下のようなものがあります。

  1. 国際原子力機関(IAEA)
  2. 経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)
  3. 国際エネルギー機関(IEA)
  4. 原子力供給国グループ(NSG)
  5. ITER国際核融合エネルギー機構(ITER機構)
  6. 欧州原子力共同体(ユーラトム)

このように参加加盟国の多い組織の共通言語は当然ながら英語であるため、ドキュメント等も英語で記載されています。必要に応じて、日本語に翻訳し内容の理解に努めなくてはなりません。

これらの組織で決定、発表される内容を的確に日本語に翻訳していくことは、日本の安全、日本の将来に少なからず重要なものですから、専門知識を持った翻訳者でなければ対応することができません。

弊社では、特に原子力関係において非常に専門性の高い知識を有する翻訳者をアサインすることで、様々な報告書をはじめとした翻訳を行っております。

弊社ならではの翻訳・ローカライズサービスをぜひお試しください。

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